御祭神
・国常立尊(くにとこたちのみこと)
我が国の初め、天地と共にお産まれになれ、常に生きとし生けるもの全ての命を育み司る天地大元の神さま
・大己貴命(おおなむちのみこと)
「 大黒さま 」とも称される福徳の神
国造りにご尽力され豊穣を護り、子宝を授け、良き縁を結ぶ神さま
・少彦名命(すくなひこなのみこと)
「 恵比寿さま 」とも称される薬祖神
長寿を護り傷や病を癒し、まじないを司り知恵と才能をも授ける神さま
※三柱の神様を「御嶽大神」と総称しお祀りしています。
相殿 ー共におまつりしている神さまー
- 天照大御神
- 白山大権現
- 市杵島姫命(清瀧弁財天)
- 四十余柱の靈神
由緒
御嶽神社は、横浜市内で唯一木曽御嶽山の
神々をおまつしている神社です。
初代先達 森巳之助(みのすけ) 翁が木曽御嶽山を篤く敬い修行をはじめ、
天台寺門教会(てんだいじもんきょうかい)において、法名(ほうみょう)を授かり県下副取締の役職を拝命しました。
そして明治36年以前には、木曽御嶽神社より御分霊を勧請しこの地に社を建立しました。
同時期には、教派神道十三派のひとつである御嶽教に属し、
「神奈川縣起立講(かながわけんきりつこう)」を結成。
御嶽信仰を厳修する為に、重要な潔斎を修める「水行場」や
飛び地境内地に「御嶽山遥拝所」、木曽御嶽山の山中に「霊神場」を設けるなど信仰の場を整えました。
県内全域・東京都内にまで崇敬者は多く、その数「壱萬講(いちまんこう)」と称され祈願所として賑わい栄華を極めました。
御嶽神社は、現代に珍しい神仏習合を伝え、ご参拝のみなさまの心の拠り所として、変わる事無く今日に至っています。